『交通安全講座 Vol.25』 ~ガードケーブル~
おはようございます!
昨日までのGWは皆様いかが過ごされたでしょうか?
しっかり休養を取られた方、家族を連れて人ごみの中へ果敢に飛び込んで、逆に疲れてしまった方、はたまた仕事をしていた方もいらっしゃると思います。
何はともあれ、GW明けの初日、気合を入れて行きましょう!!
さて、本日の講座は「ガードケーブル」とは何ぞや!?です。
写真右のガードレールは誰もが知っていると思いますが、写真左の「ガードケーブル」を見たことありますが?
なぜ、ガードレールとガードケーブルを使い分けているか。。。
はい!お考えください。。。
チッ…
チッ…
チッ…
チッ…
チッ…
時間切れ~~~~(^_ ^)
複数の理由があるんですが、皆さんに大きく関係する理由は、「眺めが良くなることで外の景色が見れる」ことが大きな理由です♪
山間部や海岸線などの美しい景色を見れるところは、ガードケーブルを設置している箇所が多いんです。
強度的にはどうなんだろう。。。
それは、ガードレールもガードケーブルも大きな強度の差はありません。
そもそもこれらはたわみ性防護柵と呼ばれ、地面に埋め込んである鋼管にレール(ビーム)やワイヤーを取り付けてあります。
車両がぶつかった際にレール(ビーム)が曲がったり凹んだりして衝撃を和らげ、ワイヤーに至ってはワイヤー自体の張力や弾力に加え、支柱が曲がることにより、これも衝撃を和らげてくれます。
つまり、たわみ性防護柵は防護柵自体が、たわんで車両が衝突したときの衝撃を和らげようという設計なのです。
逆に剛性防護柵というものもあり、これは高速道路の橋などにあるコンクリートの壁です。
万が一、ここを車両が突破すると間違いなく大惨事に繋がり命を落すような場所や鉄道や民家が下にある場合などが設置対象箇所です。
絶対に外へ車両を出したくない(落したくない)硬いコンクリート壁なので、衝突すると車両は大破する可能性がありますが、道路の外(下)の人達の安全は守れます。
以上のようなことで、使い分けがされています。
また一つ皆さんの知識が増えましたね♪
次回もお楽しみに!!
