交通安全講座 21 トンネルの照明

『交通安全講座 Vol.21』 ~トンネルの照明~

皆さんこんにちは!!
意外に続いている交通安全講座(笑)
第21回目の今日は、「トンネルの照明はオレンジ色と白色があるけど、なんで!?」が問題です!
ちょっと考えてみて下さい。。。。。。。。。。。

チッ

チッ

チッ

チッ

チッ

時間切れ~~~~~~~~(^O^)/

それはですねぇ。。。

まずは、オレンジ色の照明からお話しします!
これは、‘ナトリウム灯‘と言い、これを昔から使用してきました。
理由は、
①トンネル内は排気ガスにより空気が汚れているため、光が透過しやすい色を採用している。
②電球が切れた場合の、取り換え業務の頻度を減らすため、寿命が長いナトリウム灯を採用している。
以上が、オレンジ色の照明が多い大きな理由です。

では、白い照明は。。。と言うと、より自然な視界を確保するためと、ナトリウム灯と同程度の省エネ&配光特性&高寿命が確保される蛍光灯が開発されたからです。

なお、1本のトンネルの中でも黄色と白の照明が混じっているものがあります。
これは、入口付近は外の明るさから目を慣らすため、中の方より明るくする必要があるのですが、蛍光灯では明るさが不足するので、入口付近だけナトリウム灯の黄色、基本照明(全体に均等に配置)が蛍光ランプの白という組み合わせになっているのです。

ちなみに、夕焼けが真っ赤に見える理由知っていますか???

これは、太陽の位置と色の波長が関係しています。

太陽の位置が低くなると、たくさんの汚れた大気を通過してきます。
大気に不純物が多くても透過しやすい色。それは、波長が長い色です。
その色が、赤なのです!!

これで、トンネルの色がなぜオレンジ色なのかわかりましたか(^^)

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