お待たせしました。
八條先生による、今年1回目の交通安全講座のお時間です(笑)
本日のテーマは‘車間距離‘ですが、今回はチト易しい問題かもしれません(*^_^*)
それでは早速・・・
写真の左側にある緑色の標識。皆さんは、見た事がありますよね!?
そう!高速道路で良く見るやつです。
これは、車間距離を確認させるための標識ですが、場所によって「0m~50m~100m」だったり「0m~40m~80m」だったり「0m~30m~60m」だったり様々です。
これが問題です!!
なぜ場所によって車間確認距離が違うのでしょうか???
下の回答を読まずにお考えください。。。
チッ
チッ
チッ
チッ
チッ
チッ
もういいか(笑)
答えは、その道路の最高速度によって標示が違う!ってことです。
最高速度100km/h高速道路であれば100m、80km/hの高速道路は80m、首都高やバイパスなどの60km/hの道路は60mとなっています。
当たってました~~~??
その根拠は、最高速度に対しての安全な停止距離だからです。
◎速度と停止距離は、
停止距離=空走距離+制動距離 となります。
空走距離(くうそうきょり)とは、運転者が危険を感じてからブレーキをかけ、ブレーキが実際にきき始めるまでの間に車が走る距離の事を言います。これは速度に比例します。(自動車学校で習ったはずです)
制動距離(せいどうきょり)とは、ブレーキがきき始めてから停止するまでの間に車が走る距離の事を言います。これは速度の2乗に比例します。(これもならったはず。。。)
以上のような事から、安全な車間距離は停止距離を目安にして考えます。
簡単に停止距離を出そうと思うと、今の速度から15を引いた距離(m)になります。
但し、乾いた舗装道路の場合です。
例)100km/hのとき、100-15=85m以上(より安全を加味して標識には100mと標示)
少しは参考になりましたか??
次回へつづく
