交通安全講座 03 道路の白線(ライン)の材料

本日は、白線の材料についてお話します。

 皆さんも多くの方が経験されていると思いますが、夜(特に雨天時)に道路を走行していると、白線が見えなくて、どこを走っていいのか不安に思ったことがあると思います。 これは、白線が摩耗してヘッドライトに反射する材料が無くなっているからです。 これをガラスビーズといい、光の反射を利用して視認性を上げる材料のことです。

 白線を引いたばかりの道路だと、このガラスビーズが反射してハッキリと白線を認識できたと思います。

人と車の安全を守るためには、こういった理由から白線の塗り替え工事をしっかりと行う必要があります!

 次回は、雨天時の白線の視認性をより向上させる製品についてお話します^^」 ※センターラインがボコボコ音がするやつです!!

これは白線の材料。粉状で袋詰めされており、専用の釜で袋ごと溶かして使います。

材料を溶かす油圧式の釜。トラックに架装されており、下からガスで加熱します。

釜の中。加熱していくと液状になります。撹拌用のハネが付いています。

加熱温度は約200度まで上げて抽出します。気温や路面状態により加熱温度を調整します。

夜間の視認性を上げるためのガラスビーズです。ラインを引きながら散布していきます。ガラスビーズが反射しラインが光るのです。

①の場所でラインを引き、乾く前に②からガラスビーズが散布される仕組みです。

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