豆知識

(2016/04/22)交通安全講座 35 視覚障害者誘導用標示(点字ブロック)

 『交通安全講座 Vol.35』 ~視覚障害者誘導用標示(点字ブロック)~

 街でよく見かける点字ブロック。今更説明する必要はないと思いますが、これは視覚障碍者の方が利用するものですよね(*^_^*)

  10年ほど前までは、歩道を掘ってコンクリート製の点字ブロックを埋めるように設置するのが主流でした。しかし、それでは工事期間が長くなり、産業廃棄物も出るので、昨今では貼付タイプの点字シートが非常に多くなってきています。

 弊社が使用するのは、大崎工業㈱製の「ステップガイド」という製品で、下地樹脂(MMA)を塗り、その上に点や線が付いてる合成不織布を乗せて馴染ませていきます。

 硬化時間はたったの30分~60分。その後、トップコート(防滑コーティング)を施して開放。総工事時間は約90分程度です。従来工法に比べ、廃材は出ない、騒音がない、圧倒的に早く工事が終わる…などなど長所ばかりで、しかもコンクリート製の点字ブロックと強度もほぼ同等なんです。

 皆さんが何気なく歩いている街では、環境や工期を考えた新商品がたくさん使われているんです☆また、なぜ点字ブロックが黄色なのかというと、利用者(視覚障害者)の多くが弱視の方で、路面との輝度値の差で判断をされているからです。黒いアスファルトには鮮やかな黄色がよく見える!!というわけです。景観に合わせて同系色で点字ブロックを設置している自治体や地域もありますが、それは健常者の見た目の問題で実際の利用者には使い難く、優しさのない街並みなのです。当然、自転車やお店の看板を置くなんて絶対だめですよ!!

 最後に、白杖を使って歩いている方が困っていたら、「肩を貸しましょうか?」と言える優しさをみんなが持っていたいものです。